僕が大学に入るために東京に出てきたのは1968の春だった。大荷物を持つのは嫌だから、必要なものは先に送ってしまい、コートのポケットにたばことライターと本だけをつっこんで、家を出た。ガールフレンドと食事をして、さようならを言って、新幹線に乗った。夕方まえに東京に着いて、目白の新しい部屋に行ってみると着いているはずの荷物がまだ着いていなかった。
Vocabulary:
僕 (ぼく)— (masculine) I; 大荷物(おおにもつ)— a lot of luggage, big luggage;
嫌 (iya) — (you know what いやmeans…); 必要な(ひつような)—necessary; 先に(さきに)—ahead, first, before, ライター—lighter; つっこむ—to put in, to stuff, to shove; 食事(しょくじ) — meal; 新幹線(しんかんせん) —shinkansen, bullet train; 夕方(ゆうがた) — late afternoon; 目白(めじろ) —Mejiro (place name in Tokyo), 荷物(にもつ) — luggage